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2023.05.29 LINE広告

【徹底解説】LINE広告の審査とは?審査に落ちないために対策をしよう

【徹底解説】LINE広告の審査とは?審査に落ちないために対策をしよう

LINE広告を出稿するためには、LINE社が設けた審査を通過する必要があります。

当記事を読んでいただいている方は、以下ような疑問があるのではないでしょうか?

  • 「審査」は開始~完了までどのくらいかかるの?
  • 画像・テキスト共に、どのような内容だとダメなの?
  • もし「審査」が通らなかった場合はどうなるの?

「審査」と聞くと様々な疑問や、ハードルが上がり”めんどくさそう”、”無理な気がする”と不安を感じる方もいるかもしれません。

しかし、あらかじめ審査の流れや基準を知っておくことで、そんな疑問や不安を解消することができます。

今回は、LINE広告の「審査」について詳しく解説していきたいと思います。

LINE広告の審査にかかる時間

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LINE広告の審査について

まず最初に、LINE広告の審査に掛かる時間について解説してきます。

審査のタイミングは2点。

  • 広告アカウントの審査
  • 広告(画像・動画・テキスト等)の審査

広告アカウントの審査は土日祝日を除く平日で「5営業日程度」、広告(画像・動画・テキスト等)の審査も同様に「5営業日程度」となります。

年末年始などの長期休暇前後や、申請数・申請内容により日数は前後しますので、ご注意下さい。

広告の審査は、画像または動画とテキストの全てを設定した状態、かつ「有効」または「一時停止」でないと行われません。
※「下書き」では審査が行われないためご注意下さい。
※「有効」「一時停止」にすると「下書き」に戻す、編集することができなくなります。

LINE広告アカウントの審査について

LINE広告アカウント
LINE広告アカウントの審査

LINE広告アカウントに紐づく請求先を含む情報を登録し、作成が完了すると自動的に審査が開始されます。

LINE広告アカウント作成時の注意点

登録する情報が下記を満たしていない場合、否認・広告アカウントの利用停止となる場合があります。

  • LINE公式アカウントのベーシックID、またはプレミアムIDが広告主の管理するアカウントのものである
  • LINE公式アカウントが広告主の情報または訴求されるサービスの内容と関係があることが明確である
  • LINE広告アカウントの表示名に、法人や個人・商品・サービス等いずれかの名称が含まれている
  • LINE広告アカウントの表示名に、実在しない法人名や商品・サービス名を利用していない
  • LINE株式会社、LINEが提供する商品やサービスと誤認識されるような表示名ではない

①~⑤以外にも注意点はあります。詳しくはこちら(LINE広告審査ガイドライン)をご参照ください。

LINE広告アカウントが作成できない業種・サービス

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LINE広告アカウントが作成できない業種・サービス

特定の宗教団体やギャンブル関連、アダルト関連、マッチングサイト等の一部業種・サービスに関しては、LINE広告のアカウント開設不可および広告アカウントの運用停止となります。

LINE広告アカウントが作成できない広告主

広告主自体(法人・団体・個人)が下記項目に該当していると判断された場合、LINE広告の利用不可となります。

  • 犯罪に使用されるおそれのある商品、サービス提供を行っている
  • 不法行為または犯罪行為を構成、または助長するおそれがある
  • 他人の個人情報、登録情報、利用履歴などの違法または不正な売買や仲介、斡旋を行っている
  • 法令または公序良俗に違反した行為を行っている、または行うおそれがある

上記以外にも、LINE社の判断により利用できない場合があります。

LINE広告内容の審査について

LINE広告管理画面
広告の審査

LINE広告の審査の対象になる項目は主に下記3点となります。

  • 広告に使用する画像・動画
  • 出稿内容(テキスト):タイトル・ディスクリプション
  • 遷移先に設定するWebサイトや計測用のパラメータ付URL
    (※アプリを設定する際はアプリ自体も審査対象となります。)

審査対象としては3点ですが、審査内容としてはいずれも共通したものになります。

画像・動画、テキスト、遷移先に関して、下記内容が該当しないかを事前にきちんと確認しましょう。

内容や情報の不備について

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内容や情報の不備について

ユーザーに対して、”正確な”情報が “正確に”伝わる広告にする必要があります。

  1. 誤字脱字
    テキストだけでなく、画像や動画内についても誤字脱字がないか、事前に必ず確認しましょう。
  2. 広告アカウントの登録情報との相違
    広告アカウントを作成した際に登録した情報と、広告(画像・テキスト)や遷移先Webサイトの情報が一致していないといけません。(例:飲食店の広告アカウントで化粧品の広告を出稿→✗)
  3. 広告(画像・テキスト)と遷移先Webサイトの内容との相違
    商品の内容やキャンペーン期間など、同一になっているかを確認しましょう。
  4. LINEのコンテンツと混同するような内容
    LINEが提供・保有しているロゴやキャラクター、サービスなどを用いた広告は、ユーザーにLINEのコンテンツだと混同・誤解を招く可能性があるため禁止されています。
  5. 【緊急速報】など、ユーザーが誤認識するような表記
    “LINEからの緊急速報”と誤認識される可能性のある「緊急」「速報」「注意」といったワードを含み、かつ強調されている内容は掲載できません。

その他…
クリックした際 Webサイトに正常に遷移できるか、Webサイト上でスマートフォンで操作ができないページなどは無いか、誤操作を誘発させるような画像やテキストが無いか など。

広告・Webサイトの有用性について

ユーザーに不信感を抱かせるような広告は出稿できません。

  • 遷移先Webサイト内の情報が不十分
    ユーザーにとって有益な情報の提示が必要なため、商品やサービス・キャペーンなどの情報や詳細に明記しましょう。
  • 信憑性の無い、恣意的な情報の記載
    根拠が無いランキングの掲載や、ユーザーの真偽不明で信憑性に欠ける情報の掲載はできません。

不快感を感じさせる可能性がある表現について

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不快感を感じさせる可能性がある表現について

見る人により不快感を感じる可能性がある表現は禁止です。

  1. 不安を煽るような表現
    コンプレックス部分や性に関する露骨な表現、過度な肌の露出、暴力や反社会勢力を連想させるような表現やグロテスクなものは掲載できません。
  2. 不安や恐怖感を抱かせるような表現
    ユーザーのネガティブな感情を煽るような表現は禁止です。
  3. 購入を過度に煽る表現
    在庫数の強調や購入を急かすような表現はやめましょう。

広告として適さない表現

ユーザーの目を引くことだけを意識し、実際とは関係の無い画像やテキストを用いることは禁止です。

  • 商品の魅力が伝わりにくい表現
    過度な加工や、商品・サービスなどの魅力を訴求しているとは考えにくい画像は掲載できません。
  • 商品やサービスなどと関係無いと思われる表現
    広告の対象である商品・サービスと関係の無い人物やイメージ画像は使用しないでください。

上記に該当していない場合でも、掲載不可の場合があります。
詳しくはこちら(LINE:広告・ランディングページ(遷移先)作成の注意点-基礎編-) をご確認ください。

LINE広告の審査が否認になった場合

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LINE広告の審査が否認になった場合、LINE社よりメールで否認であることと共に否認理由も送られてきます。

否認になった理由を確認し、修正した後に再度審査を行ってください。

基本的には「否認」に関しての罰則等はありませんが、不適切と判断される表現やLINE社の定める禁止事項・運用上の注意事項に抵触している場合は、アカウントの削除や契約の解除となるおそれがありますのでご注意ください。

審査に通す前の事前チェック

広告作成の画面では、設定内容を事前にチェックできる「審査結果の推定」があります。

作成した際に内容が気になる方や不安な方はぜひご活用ください。

LINE広告管理画面
LINE広告管理画面:審査結果の推定

あくまでも推定ですので、問題なしという結果が表示されたとしても審査が通るとは限りません。

まとめ

LINE広告の審査は「LINE広告アカウント」「LINE広告の広告(画像・動画・テキスト)」を対象に、各5営業日程度で行われます。

LINE広告の審査を通す上で最も大切なことは、「ユーザーに対し正確かつ適切な内容の広告が配信できるか」という点になります。

そのため、LINE広告アカウントで登録する情報に誤りが無いか、LINE広告の配信内容は他者が見た時に不快に思われるものになっていないか、など 細部まで確認するようにしましょう。

より詳細な審査内容等を知りたい方はこちら(LINE:LINE広告審査ガイドライン)をご参照ください。

LINE広告の入稿規定はこちらの記事をチェック▽

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